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平成19年度 加島美術「秋の美祭 BISAI」開催のお知らせ
平成19年度 加島美術「秋の美祭 BISAI」はお陰様で10月28日無事終了いたしました

美祭出展作品写真サムネール

美祭 BISAI 秋を彩る美の祭典

平成19年度 加島美術「秋の美祭 BISAI」

歴史に刻まれた日本美術の数々求めていた作品に出会う機会を逃す術はない
展示作家:円山応挙、伊藤若冲、川合玉堂、上村松園 他多数

美祭-BISAI-の詳細情報

期間:

平成19年10月20日(土)~10月28日(日)

開催場所:

加島美術(入場無料)

〒104-0031
東京都中央区京橋2-9-9 ASビル1F
Tel.03-5250-8002

営業時間:

10:00am~6:00pm
会期は無休で営業いたします。

豪華美術カタログ「美祭 秋号」無償配布予約受付開始

応募方法:メール、お電話、FAXいづれかにて美術総合カタログ「美祭-BISAI-」ご希望の旨と御氏名又、配送を希望される御住所・御電話番号をお忘れなくお知らせください。

宛先の連絡先は、以下のとおりです。
株式会社 加島美術
TEL 03-5250-8002
FAX 03-5250-8005
e-mail: info@kashima-arts.co.jp

また、お問合せのメールフォームをご利用いただく事も出来ます。 尚、お客様よりいただきました個人情報に関しましては、
株式会社 加島美術「個人情報保護に関する方針」に基づいてお取り扱いさせていただきます。

留意点:冊子が無くなり次第、受付を終了させていただきますので宜しくご了承ください。

美祭出展作品写真サムネール

平成19年度 加島美術「秋の美祭 BISAI」出展作品 内覧

作者:円山 應挙(まるやま おうきょ)画題:「旭鶴図」種類:掛け軸

円山 應挙(まるやま おうきょ)画題:「旭鶴図」

本作は安永8年(1779)6月の作で、この頃は應挙の傑作・名作が次々と産み出された時期である。

鶴は應挙がよく描いたモチーフであるが、本図は一幅に五羽を納めている。中央部右から下部に向かってのびのびと飛んでいる鶴を墨の濃淡や大小により立体感と同時に遠近を感じさせている。

写実が単に個体の形体を写すことだけでなく、いかに周りの状況や風情までをも写し取れ自然界の風景そのものが存在するかのような立体的表現をした應挙の卓越した技術が窺える優品と言える。


作者:風外 慧薫(ふうがい えくん)画題:「指月布袋図」種類:掛け軸

風外 慧薫(ふうがい えくん)画題:「指月布袋図」

慧薫の能くした布袋が和やかな表情で遠くの月を指している。

賛には
「生涯不貧 大福無隣 指月看月 途中老賓 讃共風外」
とある。

慧薫は好んで達磨や布袋を描き、その画風は松花堂に比せられるが、この布袋図も飄逸な風外の特色を示している。

風外 慧薫(ふうがい えくん)画題:「指月布袋図」

布袋とは、日本では七福神の一柱ではあるが、元来は中国唐末の明州(浙江省)に実在したとされる異形の僧・布袋尊のことである。本来の名は、釈契此(しゃくかいし)であるが、常に袋を背負っていたことから付いた俗称である布袋という名で知られている。

図像に描かれているような太鼓腹の姿で、寺に住むわけでもなく、処々を泊まり歩いたという。そのような布袋の逸話と慧薫自身の行雲流水を旨とする生き方の合致が、布袋像を能くした理由かもしれない。


作者:上村 松園(うえむら しょうえん)画題:「月下美人」種類:掛け軸

上村 松園(うえむら しょうえん)画題:「月下美人」

夏の宵に月を愛でる婦人。団扇を持ちながら、見上げる仕草がえもいわれぬ気品を漂わせている。

生涯美人画を描き続けた上村松園だが案外芸者や遊女という世界の女性は少なく日常生活に根差した画題が多い。それは女性の色気、艶やかさのような表面的な美しさではなく、温もりや優しさといった内面的な美に精神的な強さを加えた理想の女性を描き求めたからである。

晩年松園は「気性だけで生きてきたとも思い、絵を描くためだけに生き続けたようにも思える。それがまた自分にとってこの上もない満足感を与えてくれる。」と語っているが、本作を眺めていると松園の美人画への情熱が心に響いて止まない。