掛軸(近世絵画)の最近のブログ記事
円山應挙(まるやまおうきょ)「寿老人」
作家略歴:
1733〜1795 江戸後期の画家。円山派の祖。丹波国生。名は応挙、字は僊斎・仲選、号は一嘯・夏雲・仙嶺等、通称は主水。幼少より絵を好み、その後、京都の石田幽汀に狩野派の画法を学んだ。幽汀の写生的画法に、沈南蘋の写実風、宋・元画の技法を取り入れた。また西洋画の遠近法を研究したことでも知られる。兵庫県の大乗寺や香川県の金比羅宮にある障壁画は特に有名。門人には長澤蘆雪・山口素絢・吉村孝敬らがいる。
長澤 蘆雪 ながさわ ろせつ 画 皆川 淇園 みながわ きえん 賛 「林和靖」
作家略歴:
長澤 蘆雪 画(ながさわ ろせつ) 1754-1799 江戸後期の画家。山城国淀藩士の上杉家に生まれ、長沢家の養子となる。名は政勝・魚、字は氷計・引裾、通称は主計、別号に干洲漁者・干緝。画法を円山応挙に学び、独自の画境を開いた。奇抜な発想と大胆な画面構成で傑作が多い。寛政11年(1799)歿、45才。
皆川淇園 賛(みながわ きえん) 1735 - 1807 江戸後期の儒者。京都生。父春洞は一説に東福門院の御典医と言われる。名は愿、字は伯恭、別号に有斐斎・有斐斎等。開物学と称する独自の説を樹立し、私塾弘道館を開き多くの門人を擁す。画は初め望月玉蟾に学び、のち円山応挙・呉春・岸駒・長沢蘆雪らと交わる。文化4年(1807)歿、74才。
森 祖仙(もり そせん)「猿図」
作家略歴:
(1747~1821) 江戸後期の絵師。肥前生。名は守象、字は叔牙、号は祖仙(のち狙仙と改める)。狩野派や円山應挙から影響を受けつつ独自の画風を追求し、森派の祖となった。獣類の毛描に独自の画法を発揮し、動物の画題をよく取り入れた。とりわけ猿と鹿を得意とした。