皆様こんにちは。
明日からはまた晴れて絶好の行楽日和だそうです。
皆様、もうご予定はお立てになりましたか。
もし、まだどこかお決まりでないようでしたら...
是非、京橋、加島美術へ遊びにいらして下さいませ。
はい、明日から「美祭」展示会が始まります。
お店は既に「美祭」作品一色となりました。
私の座っている場所右には、
川合玉堂「長閑」が。
小川のせせらぎと、小鳥のさえずりが聞こえくるかのようです。
道を行く農家の方お二人は農作業からの帰りでしょうか。
片手に野菜を。
この頃の御岳、東京西多摩の特産「のらぼう」でしょうか。
春の花の香りと、春特有の暖かさを含んだ土の香りまで香ってきそうです。
そしてそのまま目線を左斜めへと移行して参りますと、
長野草風「木賊刈」が。
青々とした草を刈っているご婦人二人。
山の間から覗いたお月さまと大地までの空間に、
青草の香りと心地よい風が漂っている様子が伺えます。
そのお隣には
鏑木清方「朝顔」
夏の涼しい朝の頃にさいた朝顔を、ガラスの器に入れ、
大切そうに運ぶ遊女らしき美人。
昼の熱い時間をその朝顔をみて過ごすのでしょうか。
すでに物思いに耽っている表情が印象的です。
そして後ろを振り返ると、
下村観山「納涼」
豹の毛皮にねそべって気だるそうにしていますねぇ。
こちらは、物思いに耽っているというよりも、
自分哲学といった印象の面持ちです。
少し涼しくなってきた夏の夕方...豹の毛皮が薄暗さに鮮やかです。
その心地よい夢うつつの世界の主人に西瓜を運ぶ家来の背中には団扇。
立ち止まっている様子なので、誰かに
「おい、ご主人さまの邪魔にならないような!」と
サインめいたものを送られているのかもしれません。
遠くから蜩の声も聞こえてきそうです
私自身も掛軸に思いを馳せ、物思いにふけっていると...
まだ桐箱に入っている多くの作品たちから、
掛けられるのを、まだか、まだかと待っている様子が隣の部屋から感じ取れるようです。
どれもこれもかわいい子達ばかりです。
かの有名な映画評論家の先生のお言葉を一部拝借...させて頂きまして...
「絵って本当に素晴らしいですね」
是非会いに来てやって下さいまし。
明日から26日までは無休で開いておりますので、お気軽にお立ち寄り下さいませ。