皆様こんにちは。
昨日から引き続きの雨ですね。
斜め向かいのおそば屋さんのあじさいが雨に濡れ、
鮮やかな青が本日の天気と良くお似合いです。
さて、本日はノーマン・ロックウェル。
言わずと知れた、アメリカのイラストレーターです。
47年もの間「サタデーイブニングポスト」という雑誌の表紙を飾っていました。
彼は未だアメリカでも大人気で、学生のころアメリカで
絵の勉強をしていた私は良くその名を耳にしました。
彼の描く人物は表情豊かで、会話やそこに流れているかも知れない音楽、
香りを想像させ、その絵が醸し出す空間自体が彼の作品となっているようです。
学生の頃実際に彼の絵を見ることがあり、精密な油絵ということに驚きました。
また、その絵はニューヨークにある "ソサエティー オブ イラストレーターズ"という
美術館?に寄付され、最上階がレストランとなっている空間に掛けてありました。
そこでは、食事はもちろんのこと、コンサートやクロッキー会など、色々なも催しものが
行われ、酔っ払いはいる、タバコは吸うで、世間一般の「美術館」とは違った空間でした。
絵が汚れてしまうのでは!とはあまり心配はしないようです。
それよりも、いろんな人にリラックスして見てもらい、
楽しいひとときを過ごすお手伝いが出来れば、との想いから、
ロックウェル本人からの寄贈だそうです。(だった気がする...)
絵はそうやって空間を飾るためにあるべきなのでしょう。
我らが日本画!
ロックウェルの画風とは違っても、会話、音、香り、または静寂などを
連想させてくれる事は同じで、ウィットに飛んでいる絵も多く、なかなか面白いのです。
きっと素敵な空間を演出してくれるであろう作品達。
美術館で見る名品ももちろん素敵ですが、もし美術館でなく、
その絵が他の場所にあったら、もっと違う一面が見えてくるかもしれません。
そんな違った顔の日本画達も、もっともっと色々な場所で見られますように...。
もっと沢山の人達に日本画の良さが伝わりますように...。
加島美術、違った角度からも色々とご提案出来れば、と思っております。
さてさて、ノーマン・ロックウェル展は府中市美術館で7月17日まで開催しておりますよ。
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